紅ズワイガニ 紅ずわい蟹

紅ズワイガニ(紅ずわい蟹)とは?

紅ズワイガニ

紅ズワイガニは、ズワイガニよりも水深の深い場所(水深約500m~2500m)に生息しています。
(※ズワイガニは200m~600m)
富山湾では1941年から「赤ガニ」の名称で刺し網で大量に漁獲されていますが、現在は山陰沖が主な漁場です。太平洋側の、福島県沖や三陸沖でも獲れます。資源保護の目的で当初から雌(メス)ガニは捕獲禁止となっています。

紅ズワイガニは、もとから紅色ですが、加熱するとさらに全体が鮮やかな紅色になります。ズワイガニより、殻がいくらか柔らかく薄い。保存中に水分が抜けて蟹身が縮むことを避けるため、甲羅を下にして保存します。

身が少なめで比較的お値段も安く、缶詰の材料にも多く使われます。加熱すると身が縮みやすいのですが、生の身は甘みが強く、しっかり身の入った紅ズワイガニの刺身はズワイガニ以上に美味しいと言う人もいます。

香住(兵庫県の日本海側)では、香住漁港で水揚げされた紅ズワイガニを香住ガニとしてブランド化しています。鳥取県境港も、紅ズワイガニの産地として有名。

活きている、紅ズワイガニ(紅ずわい蟹)の様子

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