タラバガニ 鱈場蟹

たらば蟹(タラバガニ)とは?

タラバガニ

実はヤドカリの一種で、脚はカニより一対少なく、3対で6本の脚。甲殻類の中ではかなりの大型で、脚を伸ばすと1メートルを超えるタラバガニもあり、寿命は20年にも及ぶと言われています。

日本海、オホーツク海、ベーリング海を含む北太平洋と北極海のアラスカ沿岸に生息します。なお、ロシア・ノルウェー国境沖には生息してなかったものの、1960年代に旧ソビエトの科学者が放流し繁殖させることに成功しました。1980年代後半からノルウェー沖で生息が観察されるようになり、現在でも生息域を広げつつあります。

身は繊維が太く、食べ応えがあります。鱈(タラ)と同じ海域に生息しているため「鱈場蟹」と命名されたそうです。
生を冷凍したものか、茹でて冷凍したものがよく流通しています。生は解凍後コンロで焼くか、炭焼きにするのがおすすめ。茹でてあるものは自然解凍して食べるか、酒蒸しして二杯酢、酢の物などでいただきます。

アブラガニはタラバガニとよく似ているため、しばしば混同されることもあります。花咲蟹(ハナサキガニ)もタラバガニ属に入ります。

たらば蟹(タラバガニ)の食べ方

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